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統一教会と二世コミュニティ ~ 【前編】2

二世たちの居場所 ― 全国二世部の整備


私は第5期生にあたりますが、私の年代までは二世も少なかったため、大学時代から一期の先輩たちを助け、二世教育に携わっていました。


大学在学中の4年間、長期休暇はアルバイトと二世のワークショップ(修練会)で全日程が埋まっていた程。当時の私にとって、二世教育はライフワークでもありました。


90年代というのは、統一教会関連の報道(霊感商法・合同結婚式)がお茶の間を賑わしていた時代です。二世たちの多くが、周囲に自分が二世であることを明かせず、肩身の狭い思いをしていました。また、親不在の家庭で、鍵っ子をしていたケースも多々ありました。


ワークショップには、そうした二世が全国から集い、一週間から十日程、自然の中で様々な体力訓練やチャレンジ、チーム活動を行いながら、兄弟姉妹としての絆を発見し、現実の困難を打ち勝つ力を培っていったのです。


涙で出会い、涙で別れる—。二世修練会は当時の二世たちにとっての憩いと復興の場でした。今、社会生活を送っている多くの二世たちにとっても、当時のことは貴重な思い出として残っているに違いありません。


本部二世局の最初のミッションは、二世たちの居場所を作ること、二世教育の拠点を作ることでした。


そのため、毎年、夏季・冬季にワークショップを企画推進すると同時に、首都圏(東京都内)には二世のための教会(希苑教会)を設立し、全国各教区(各都道府県に該当)には「二世部長」(二世教育担当者)を立てて「二世部」(礼拝・交流・活動等)を発足させていきました。


教会内に初めて「二世の居場所」ができたのです。

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