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統一教会と霊感商法(80年代)

櫻井正上氏のblogより
https://sakurai.blog/archives/120


統一教会と霊感商法(80年代)~目的のためなら人を騙してもいいのか?


統一教会=霊感商法?
かつて、「統一教会と言えば“霊感商法”」と言われたほど、霊感商法とはこの教会に付着した、極めて残念な代名詞でした。今回のような事件がなかったなら、若い世代にまでこの言葉が知れわたることはなかったでしょう。


教会からすれば、「もう過ぎた過去のこと…」と言いたいのかもしれませんが、今日まで、その不名誉なレッテルを払拭できずに来たのは、恐らく、この問題に責任を負うべき人たちが責任を負わず、教会が教会としての過ちを認めて来なかったからだろうと思います。


同時にまた、この問題を払拭し得ないのは、いまだ形を変えた「霊感商法」が教会の献金活動に見られるからであり、霊感商法の根底にあった「誤った考え方」が今なお教会の中に根強く見られるからであるに違いありません。その考え方とは即ち、「自分たちが信じることのためなら、個々の良心や社会のモラルを犠牲にすることもいとわない…」といったものです。


世の中には数々の悪徳商法が存在しますが、私は正直、過去「霊感商法」と呼ばれたものほど”タチの悪い”ものはなかったと思っています。何故なら、それは人の目に見えないもの――神や信仰、霊界や先祖、子どもたちの将来や家族の幸福など、人が最も「大切にしたいもの」を語りながら人を脅し惑わす行為であったからです。


私も神や霊界を信じる者ですが、それをもって人を騙していい、などということを、この教会の本来の教え、「原理」から学んだことはありませんでした。また、実際に霊感商法に携わった方々に尋ねてみても、当時このやり方に“葛藤”を覚えていたケースが少なくなかったといいます。


では、なぜそもそも神を信じる団体において、こうしたことが起こって来たのか―。今回はその辺りのことを、私の知る範囲でお伝えしようと思います。

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