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知ってる?? 知らない?? 文顕進会長の文書動画と講話文

郭錠煥氏声明書 2022.7.19(火)


先日の19日、郭錠煥 世界平和統一家庭連合元世界会長が、韓国で記者会見を開かれました。その際に記者の方々に配られた、統一運動の内情の様子を明かされた声明書



- 統一家の摂理運動の真実と安倍日本元首相の狙撃事件-
2022.7.19(火)


世界平和統一家庭連合元世界会長
天宙平和連合元世界会長
郭錠煥


私、郭錠煥は、1958年から2009年末まで文鮮明総裁に最側近として侍り、文総裁の統一運動の傘下にあるほとんどの組織の最高責任者を歴任した者です。文総裁が明らかにした統一原理を、数十年間講義し教えてきた教育者でもあります。90歳を目前にした時点で、私は日本の安倍晋三元首相の狙撃事件に触れて大きな衝撃を受け、特に狙撃犯の犯行動機が献金問題による日本家庭連合に対する恨みと関連しているというニュースを聞いて、深く責任を痛感しています。


まず、安倍首相を亡くされたご遺族の方と日本国民の皆様に心からの哀悼と慰労の意をお伝えし、故人のご冥福をお祈りいたします。また、かつて家庭連合世界会長を務めた者として、すべての方々に深い謝罪の意をお伝えいたします。


私はこのような不幸が再び起こらないためには、統一運動に身を置いておられるすべての方々が心から悔い改め、崇高な志と理想を標榜して数十年間歩んできた統一運動が、なぜこれほどまでに社会的非難を受ける不道徳な姿に転落することになったのか、その根本原因を知るべきだと思います。原因が分からなければ、解決策も見つかりません。私がこの文章を発表することを決意したのは、この原因に対する真実を明らかにするためです。


1. 統一運動のアイデンティティ


文総裁が出発した統一運動は、メシヤの使命を中心とした摂理運動です。この運動で、メシヤとはアダム型人物であり、人間です。文総裁は歴史上4人のアダム型人物を公認しています。人類始祖アダムが第1アダムであり、イエスが第2アダム、文総裁が第3アダムで、最後に文総裁の息子・文顯進会長が第4アダムです。


2. 教会終結の時代と第4アダム時代(子女時代)の出発


文総裁は1954年、世界基督教統一神霊協会を創立しましたが、決して自分の使命を教会や宗教を立てることには置きませんでした。世界的な宣教基盤を整えてから40年が経ち、文総裁は教会終結の時代を宣言し、「統一教会」の看板を下ろすように指示しました。そしてついに1996年には世界平和統一家庭連合(家庭連合)を発足させ、メシヤ本来の使命を中心に人種・国籍・宗教を超越して、家庭の霊性を高め、祝福を通じて全世界万民を普遍的に救う新しい摂理が出発しました。


その後、1998年7月、文総裁は、文顯進会長を第4アダムとして公認する歴史的な行事を主管し、「第4アダム時代」 「子女時代」の旗の下、この時代を導く責任を文会長に引き継ぎました。この行事に参加した人たちは、この日文総裁が統一運動全体を率いる後継者を承認したことを知っていました。文総裁は、この日を神の摂理歴史上、最も重要な瞬間だと語られました。


文総裁は当時、家庭連合世界会長を務めていた私と統一運動の主要指導者たちに、文会長と絶対的に一つとなり、文会長に従うように指示され、さらには今後、母親と兄弟たちも文会長に従わなければならないと語られました。文総裁は、これらの指示だけでなく、組織的にも48歳以下の指導者全体を文会長の直接的な権限の下に置き、主要組織の中核責任者たちを若年層に置き換えました。


文総裁は選ばれた指導者たちに「私の息子の道を開くために、このように代えている」と言われました。文総裁はこの時、すでに文会長にすべての核心機関の最高責任者となるように要請し、2000年9月には統一運動で最も神聖な祝福の権限を文会長に公式的に移譲しました。


このような包括的な措置は、それまでの統一運動において前例のない画期的な変化でした。文総裁がこのような措置を取られたのは、それだけアダム型人物の権限移譲が円滑に行われることを望まれたからです。当時78歳を迎えた文総裁は、しばしば自分も人生を一回りすると、幼い子供のようになると言われましたが、結局、いつかは地上世界を離れることになるため、継承問題とそれを履行する問題が最も重要であることを認識しておられたのです。


3. 統一運動の全盛期と分裂の始まり


文会長は、世界人類が制度化された宗教的枠組みとアイデンティティに基づく枠組みから抜け出ることができるようにする文総裁のビジョンに絶対的に一つとなり、このために献身しました。2000年から続けて「神の下の人類一家族」のメッセージを伝えるために世界を巡回し、行く所々で数多くの群衆が集まり、彼らを鼓舞しました。文会長は自らの力で統一運動を革新し、導いていきました。文総裁はこのようにご自分の血肉を通して摂理基盤が驚くほど発展していくことを目撃しながら、言いようもなく喜ばれました。


ところが、当時の指導者たちの中には変化を拒否する教権勢力があり、彼らは「教会終結の時代」を開こうとする文総裁の指示に強く抵抗して、統一運動に対する統制権を維持するために既存の教会の枠組みを保持することを願いました。彼らは文会長の優れた活動と結果に脅威を感じ、挙句の果てには文会長の活動を牽制して妨害するための声なきキャンペーンを展開しました。


彼らは、文総裁に文会長に対する誤った報告を繰り返し伝えました。文会長が教える内容は文総裁の教えと異なるとか、自分自身を宣伝しているというようにです。
文会長に対する攻撃は、韓鶴子女史と兄弟たち、特に國進氏と亨進氏が登場すると共に、ますます激しくなりました。教会幹部は、文会長を牽制して、彼に対抗するための勢力として文総裁の家族まで引き込んだのです。彼らは、文総裁の志に根本的に反する方法を使い、韓鶴子女史を神格化し、兄弟たちの根拠のない功績を宣伝しました。教会幹部、文会長の兄弟たち、韓女史で構成されたこの教権勢力は、文会長を最大の障害物と見て、共通の排除目標としました。そして彼らは文会長を弱化させ、最終的に破壊するために力を合わせました。


文会長は自分の立地を弱めようとする陰謀と政治的工作が強化されていたにもかかわらず、揺るぎなく自分の使命にのみ専念しました。そして2008年3月、文会長は約20ページに及ぶ特別書信を文総裁に伝えましたが、それは当時、岐路に立っていた統一運動が直面していた重大な問題を扱ったものでした。


書信を読んだ文総裁はとても感動して喜ばれました。書信の内容が文総裁の摂理的指示と完全に一致していただけでなく、文総裁の生涯の活動と推進してきた課業全体を整理する明確で包括的な枠組みを提示していたからです。


ところが、その後、この教会幹部たちは文総裁は文会長の書信の内容を受け入れておらず、後継者を亨進氏に替えたという主張を広げました。彼らの主張はとんでもないものでした。なぜなら、文総裁は、この書信が統一運動が進むべき核心的な方向を最もよく圧縮して説明していると見ただけでなく、すべての食口たちがこの書信を訓読するようにと指示までされたからです。


教会勢力は、亨進氏を文会長に代わる後継者として立てようとしましたが、第4アダムの位置は、如何なる気まぐれな政治的環境によっても変わらない、絶対的なものとして公認されたものです。それで2008年4月、亨進氏が家庭連合の会長になった後も、文会長はその年に天宙平和連合の共同議長職を遂行し、全世界24ヵ国でグローバル・ピース・フェスティバル(GPF)大会を成功裏に展開し、前例のない成功を収めました。文会長が収めた成果に対する文総裁の喜びと満足は、言うに言えないものでした。どれほど喜ばれたか、2008年11月、5万人余りの聴衆に大きな感動を与えた日本GPF大会を成功裏に終えて帰ってきた文会長に、文総裁は「顯進王」というサインまでくださるほどでした。


彼らは、こうして文会長に対する文総裁の変わらぬ支持と信頼を確認すると、さらに露骨に、合法的な後継者を押し出すための計略を立てました。彼らは2009年1月、文総裁が真心を込めて準備された「神様戴冠式」の行事を文亨進後継者の冊封式に変え、行事が終わった後、文総裁の継承計画が変わったかのように宣伝しました。続いて、文会長を崩壊させるために、あらゆる不義な手段が総動員され、その試みは一層拡大しました。


文会長は、こうしたことに動揺することなく、一貫して守ってきた信念どおり行動しました。実際、文会長は2009年2月に世界巡回出征を再び控えていました。2008年文会長のグローバルピース世界巡回が前例のない成功を収めると、文総裁は組織上の混乱を感知されて、文会長に「グローバル・ピース・ホーム・アソシエーション(Global Peace Home Association)」を発足させるための世界巡回を要請されました。


実はこの巡回は、統一運動を略奪しようとする彼らの挑発と試みを完全に無力化するきっかけとなる可能性もあったのです。


ところが、彼らはこの世界巡回を中断させ、文会長を亨進氏に替えるための最後の手段を講じていました。彼らが取り出したのは、人間の醜悪な堕落した姿をそのまま表わしたものであり、年老いた文総裁を欺いて篭絡する最も卑劣なカードでした。


4. 束草事件、統一運動奪取クーデター


2009年3月上旬、文総裁は、長男・孝進氏の死亡1周年を迎えて依然として悲しみに沈んでおられ、特に89歳の年齢を考えると、情緒的に弱くなっておられる状態でした。この時期を、教会勢力はクーデターを引き起こす絶好の機会と考えました。彼らは、捏造された容疑に基づいて文総裁が文会長を公開の場で叱責するように仕向ける陰謀を企てました。


教会勢力は、まず文会長が文総裁の指示に従い、米国の世界基督教統一神霊協会理事を所定の位置に戻そうとする試みに対して、文総裁の権威を簒奪する行為をしたと一方的に主張し、文総裁を感情的に憤慨させました。もちろん、この報告は完全に偽物でした。その後、彼らは事前に計画され演出された束草集会(江原道束草市)に、当時海外巡回日程を進めていた文会長を召喚して立てました。


この場で感情的に激しくなった文総裁は、数百人の指導者と修練会に参加した日本人食口たちの前で文会長を叱責しました。文会長はこれが公開処刑の場であることを知っていましたが、避けませんでした。文総裁は 教会幹部に、いわゆる霊界から来たというメッセージを全体の前で読むように言いました。内容の核心は、霊界では文会長より亨進氏を後継者としてみており、亨進氏が文顯進会長の上官にならなければならないというものでした。


文会長は最初は黙々と立っていましたが、最も尊厳な場所におられるべき父が、教権勢力によって無慈悲に操られ、篭絡されているのを目撃し、苦痛と怒りによる感情に圧倒され
ていました。しかし、これほどまでに非難され敵対的な状況の中では、文会長は何もできませんでした。


この悲劇的なメッセージが発表された直後、私は束草の現場で霊界メッセージを受けたという霊媒師・金孝南氏と出くわしました。どうしてこのようなメッセージを書くことができるのかと尋ねると、彼女は自分はこのメッセージを書いていない、自分は何ら関係がないと打ち明けたのです。


文総裁まで完全に信じさせたこの偽の霊界メッセージは、韓鶴子女史の指示に従って教会の核心幹部だった梁昌植氏が書いたことが後日明らかになりました。束草で展開されたこの事件は、教権勢力が統一運動を本来の経路から外れさせ、略奪したことを示す決定的かつ明白な証拠です。


5. 束草の後、自滅の道


その後、彼らの恥ずかしい行動はなおも続きました。私は2010年の寝室でのビデオを見て、もう一度大き
な衝撃を受けました。ある朝早く、文総裁がまだ寝室にいる時、韓女史と亨進氏は文総裁に「異端者爆破者」の文句を直筆で書いてほしいと催促し、さらには文会長の名前をその直筆の文書に入れてほしいと執拗に迫りましたが、文総裁はこれを拒否しました。この時の様子は、文総裁が文会長を認めないという「証拠」として配布するために撮影され、彼らによって公開されました。


彼らはこうして文総裁の尊貴な位相を踏みにじり、文会長の人格を続けて蹂躙したのです。
その後、彼らは文会長が文総裁の指示に従わないことを理由に掲げて、父の志に逆らった「堕落したアダム」だと断罪し、母と兄弟たちと権力争いをする息子として罵倒しました。そして、これを表向きの理由として、全世界で文会長の信仰と人格を無惨にも踏みにじるキャンペーンを展開しました。


さらに彼らは、このような状況に対して葛藤している教会指導者たちに忠誠盟誓することを強制しました。私と文会長を非難して後継者の亨進氏に忠誠を誓う様子をビデオで撮影し、それに従わない良心的な指導者たちには免職処分を講じました。このキャンペーンには、いわゆる統一運動の最高元老といわれるグループも「真の父母様宣言文実行委員会」というものを作って先頭に立ちました。


彼らは文会長に対して数十回の民事及び刑事訴訟を起こし、天文学的な公金を訴訟につぎ込みました。文総裁家庭に対する尊敬の文化を守ってきた長い伝統に照らしてみると、このような悪辣な攻撃は前例のないことです。さらに彼らは、文総裁の最も忠実な息子である文会長に対する攻撃を、文総裁の指示だと偽って進めました。結局、これは生涯を真の愛と真の家庭の理想を説破して実践してきた文総裁の高貴な価値と位相を惜しげもなく投げ出す、到底あってはらない行為でした。


束草事件以後、文総裁は、教会勢力たちの意図を見抜き、彼らの過ちを正そうとしました。しかし、彼らは文総裁の指示を徹底的に無視し、高齢であられる文総裁の外部との接触を遮断しました。唯一、朝の天正宮訓読会があり、その場で文総裁は韓女史と指導者たちを叱責することもありましたが、彼らはこれに対する情報漏洩も厳しく統制しました。


結局、訓読会に出席した食口たちが伝える報告を通じて、文総裁が韓女史と主要指導者たちに対して、叱責を続けているという内容が聞こえてくるだけでした。


2012年1月19日の訓読会では 「母が父の言葉を聞かないで、私の言葉を聞けというのはルーシェルよりももっとも怖い存在だ」と言われたと言い、「母に従う奴らはお化けだ」というみ言葉もあったと言います。


また、それからしばらくしたある日、文総裁は、摂理を破綻させた者たちに対するご自分の怒りと惨めな心情を、誰も統制できない公開行事の基調講演の時間に、吐露されました。


2012年7月、1万3千人余りが見守る世界平和女性連合が主催する大会の中で、文総裁は韓鶴子女史を見つめながら「母を私が育ててきました。母がいません。文総裁の妻の場所もありません。勝手だ、勝手!」と原稿にもないみ言葉を語られました。


この日の行事は、文総裁の生前最後の公式的な大衆集会でした。


2012年9月、文総裁は聖和(他界)され、その後しばらくすると、亨進氏は職位から解任され、韓女史と決別しました。


しかし、亨進氏は2009年の神様戴冠式の行事を根拠に、自分が後継者であることを主
張し続けてきました。ところが 束草の霊界メッセージの作成者であり、戴冠式行事の司会を務めた梁昌植氏は、亨進氏側の主張を公式的に否定しました。韓女史はまた、法廷での証言でこれを否定しました。


これがどれほど呆れてものも言えない所作でしょうか。すべての手段を動員して亨進氏が正当な後継者だと宣伝してきた彼らです。彼らの努力により、亨進氏自身も自分が後継者だと信じていたのです。ところが彼らが文会長を追い出し、最後の脅威だった文総裁までが死亡すると、自分たちの本性を表わしたのです。


彼らの言葉と行動は、すべてが詐欺だったのです。
母と袂を分かった亨進氏は、世界平和統一聖典教会(サンクチュアリ教会)を立てました。そして自分を後継者として立て、自分を使用廃棄した韓女史に向かって「バビロンの淫女」と言い、口にすることもできない非難を7,8年間続けています。


さらには母が文総裁の夫人の使命に失敗したことを理由に、他の女性を文総裁と霊魂結婚させるという道義に反する行動も厭いませんでした。彼は銃器武装を擁護する非常に
危険な思考の所有者であり、銃器祝福式でも世界を驚かせた人です。


このように彼が率いるサンクチュアリ教会は、文総裁の教えと統一運動の本質から完全に外れています。


本当に残念なことは、数十年間、文総裁から限りない愛を受けてきた韓鶴子女史が、夫の志から離れて教会幹部たちが引き起こした摂理的な犯罪に利用されているということです。当然、韓女史の目的は純粋ではなく、自身を神格化するために作られた「独生女」神学は、文総裁の教えや使命と直接的に相反しています。


数十年間、文総裁に侍り摂理運動を共にしてきた私の視点から見ると、この独生女教は余りにも馴染みの薄いものです。途方もないお金をつぎ込んで有名な人士を招請し、華麗な行事を行っていますが、内容は空虚で文総裁が伝えようとした神のみ旨はどこにも見ることができません。


今でも日本の家庭連合は無理に集めた献金を韓国に送金していますが、こうして集められた献金で何をしていますか。加平郡に天文学的資金が投入されて豪華な大理石の宮殿を建てています。それを神の摂理だと言うことはできません。


安倍元首相を狙撃した犯人が最初に狙ったターゲットは、日本の首相ではなく韓鶴子女史だったという事実は深刻な警告だと言わざるを得ません。


6. 日本家庭連合の刷新を願う


文総裁が世界的な統一運動を導いていくのに、日本食口たちの経済的な貢献は欠かせないものでした。日本食口のとてつもない犠牲と苦しみを知っている文総裁は、基元節として予定された2013年1月13日を期して、日本教会が経済的な責任から完全に解放されるようにすると計画していました。


教会時代の終焉と共に、すべての資産と組織を効率的に整備し、放漫な経営文化を一新すれば、十分に可能な目標だったからです。しかし、統一運動を掌握した現教権指導部は、文総裁の願いとは異なり、10年が過ぎた今でも当たり前のように、日本家庭連合からの献金に完全に依存しています。


一方、今から約21年前の2001年3月、文会長は全世界48歳以下の指導者を対象とする修練会を行いながら、特に日本の相当数の教会指導者を人事措置し、日本教会を刷新しようとしたことがありました。しかし当時の劉正玉日本家庭連合総会長をはじめ、既得権を握っていた指導者たちの強い反発に直面して、文会長の日本教会改革の試みは出発から挫折に遭遇しました。


さらに、数年後、文会長を統一運動から追い出した教権勢力は、過去に問題を起こして退いていた献金の責任者たちを再び呼び入れて、依然として同じ方法で献金を調達してきたことは事実です。これにより、多数の被害者が量産され、個人破産、離婚はもちろん、自殺者たちが連続して発生しているのです。


2001年当時、文会長の日本教会改革の試みが反発を受けることなく続けられていたら、今日、日本家庭連合教会の状況ははるかに良くなり、文総裁の約束通り、日本教会が経済的責任の負担を軽減して、本来の健康な信仰組織として定着していたかもしれません。


私は、今でも日本教会が文総裁の権威と権限を受け継いだ文顯進会長と一つになって、日本社会の前に責任を負う姿を見せ、換骨奪胎の精神で生まれ変われば、まだ希望はあると信じています。そうすることなく、いまだ現在のようにダブルスタンダードを維持しながら、過去のやり方で献金を集め、さらには神の摂理とは無関係な所に公的資金を浪費すれば、峻厳なる審判に直面することになることを警告します。


7. 再び咲いた希望


過去12年間、統一運動の中で起こったことを振り返ってみると、教会の元老たちと指導部が文総裁と文会長を裏切った程度は、言葉では表現することができません。彼らは文総裁にとって最も重要だった継承計画を消滅させ、自分たちの位置を強固にするために文総裁の家庭まで引き入れて、統一運動の基盤と資源を奪い取りました。


こういう背信行為により、形容し難い苦しみと犠牲を経験したにもかかわらず、今でも文会長は自分の摂理的な使命を続けており、天と結んだ約束を守っています。継承に関する文総裁の志を守り履行しなければならなかった指導者たちも、文会長を裏切って破滅させようとしましたが、文会長は今も変わらない道を進んでいます。


特に文会長は彼らの過ちに対して天の許しを求め、彼らのために祈っています。
その人の行いを通して彼が誰であるかが分かるという経典の言葉のように、文会長が歩んできた人生は、文総裁が、第4アダムであり唯一の後継者として文会長を立てたことを、むしろ証すものであり、天の基準では何らの変化もなかったことを示しています。


文鮮明総裁が起こした統一運動を、50年以上文総裁の最側近の立場で目撃してきた最高指導者として、今日私たちの運動が経験している分裂と、これによる数多くの被害に対して、私は心から天の前に悔い改め、重大な責任感を感じざるを得ません。私は真実と真の愛だけが今日の混濁した統一運動を再整備し、本来の姿に戻るようにすることができる道だと信じています。


どうか皆様が神に祈り、自分の信仰を振り返る機会となることをお願いいたします。
もう一度、謹んで安倍晋三元首相の逝去に、頭を垂れて哀悼の意を表します。

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